いろいろな縮毛矯正
縮毛矯正とストレートパーマの違い
ここではいろいろ縮毛矯正のことを書きます。
随時、更新していきますので、お気に入りに登録して
いただけると幸いです。
縮毛矯正とストレートパーマの違いとはなんでしょう?
まっすぐにすることを総称して、ストレートパーマということが多いですが、実は違いがあります。
一般的には縮毛矯正は、薬剤の力で髪の結合を緩め、シャンプー台でしっかりとすすぎます。その後、ドライヤーを使って乾かします。乾いたあとで、高温のストレートアイロンやブロー法といわれる技術で乾いたはずの髪の中に残っているわずかな水分を蒸発させます。
全体のアイロンが終わったら、2剤で緩めていた髪の結合を元に戻します。もちろんこの工程のところどころに髪を補修する成分を補いながら技術していくことがほとんどだと思います。
このように高温のアイロンやブロー法を使うことにより、髪のクセをまっすぐにするのが縮毛矯正です。もちろんボリュームも抑えることができます。
一方、ストレートパーマは薬剤の力で髪の結合を緩めるところまでは同じような工程ですが、ストレートアイロンやブロー法などの技術を行わずに、2剤で髪の結合を元に戻します。
ストレートパーマは薬剤の力だけなので、クセを弱める、ボリュームを抑える、かけていたパーマを取るなどに向いていますが、元々のくせ毛を伸ばすのには不向きです。技術後すぐはまっすぐっぽくなっていても、しばらくするとクセが戻ってきてしまします。
では髪のダメージはどうなるのでしょうか?
高温のアイロンを使うと髪が傷むイメージがありますが、高温のアイロンを使用する縮毛矯正とアイロンを使用しないストレートパーマどちらが傷むのか?
これは一概には言えませんが、基本的には高温のアイロンを使用することで髪の内部に若干の変化(タンパク変性)が起こります。変化を起こすくらいの高温なので傷まないことはないはずです。
ただ、適正なアイロンの使用により、サラサラになり、艶もでます。
これはアイロンによって、髪のキューティクルが整えられてるからです。サラサラで艶があれば傷んでいないように感じてしまうものです。
一方、ストレートパーマのほうはアイロンの力を使わなくても、クセを緩めたり、まっすぐに近づけようとして、強めの薬剤を使ったり、長い放置時間をおいて薬剤を浸透させます。
髪にとって強い薬剤を長い時間置くことも、やはりダメージとなります。
結局どちらの技術でも、適正な判断で施術しないとダメージしてしまうのです。
エースではどんな縮毛矯正をするの?
薬剤選定
エースではお客様の髪質に合わせて薬剤を選びます。
細い髪質でクセが強い方。全体的にうねる髪質の方。
太い髪質でクセが強い方。髪の毛1本1本がチリチリとして膨らむ方。
乾燥しすぎて膨らむ方。部分的にクセが出る方。
ここでは書ききれないくらい髪質やクセは千差万別なのです。
なので、エースではお客様の髪質やクセに合わせて約20種類ほどの薬剤を使い分けます。
例えば、カラーや縮毛矯正をしていない健康的な髪であっても、髪の生えてる部位により、髪の強度が違ってきます。そのため、健康な髪であっても、薬剤を2~3種類使い分けるほどです。
まず、縮毛矯正で大切なことの1つは適正な薬剤を使用すること。これにより,仕上がりりのダメージに大きな差が出てきます。
カラーやパーマでも同じですが、傷まない縮毛矯正などないのです。
なら、最小限に傷みを抑えていくことが大切です。エースでは千差万別な髪質に対応するためにたくさんの薬剤を取り揃えております。
アイロン?ブロー?
エースでは基本的にはアイロンを使用しますが、部位やスタイルによってはブロー法で矯正を行う場合もあります。
なぜ、アイロンやブローを使用するのか?
アイロンやブローを使用しないと、半永久的な矯正はできないからです。
使用しない場合は、薬剤の力でけで行うストレートパーマになってしまいます。
少し専門的な話になってしまいますが、縮毛矯正とは、薬剤の力で髪の結合を緩めます。適正な放置タイムを置くことで、適切に結合が緩むわけです。
その後、シャンプー台でしっかりすすぎ、ドライヤーで乾かします。
ドライヤーで乾かすときにツインブラシを使って、まっすぐの状態を維持し続けながら乾かすことで、後で使用するアイロンでのダメージを少なくできます。
実は乾かした髪の内部には少しだけ水分が残っているわけですが、高温のアイロンを使用することで、内部の水分を少し蒸発させます。
この髪の内部の水分を少し蒸発させることで矯正が成立します。もちろん、アイロンを通すと髪の表面が整うので艶感もでます。
ただ、髪の内部の水分を抜くといっても、アイロンをあて過ぎると、水分の抜きすぎで髪が硬くなってしまったり、乾燥しすぎた仕上がりになります。ダメージが残ってしまうことになります。
適切なアイロンの使用が大切になります。同じ部分に何度も何度もアイロンをあてる必要はありません。適切なアイロンの使用で艶感がでて、綺麗な矯正と
なります。
エースではアイロンは1スルー~2スルーが基本です。なんどもこするようにアイロンをあててはダメージが残ります。
トップにふんわり感を残したいスタイルの場合などは部分的にアイロンを通さないでブロー法で矯正することもあります。
少し長くなりましたが、エースの縮毛矯正はお客様の色々な髪質に合わせて薬剤を選び、ブロー法やアイロンを適切な判断で行います。マニュアル的なものはありますが、お客様の髪質を見て、触って、しっかりカウンセリングを行い、お客様に最良だと思われる技術を提供していく、オリジナルの矯正です。
毛先にパーマ
縮毛矯正とニュアンスカール
縮毛矯正と毛先のニュアンスカールというメニューがありますが、どのような技術なのでしょうか?
エースでは自然に見える縮毛矯正やデザイン性のある縮毛矯正を演出するために、縮毛矯正と同時に毛先にコテパーマやクリープパーマを行えます。
コテパーマとは?
コテパーマとはカールアイロンを使用してパーマをかける技法になります。
縮毛矯正は通常、ストレートアイロンを使用しますが、毛先にだけカールアイロンを使用することで、毛先に柔らかいカールをつけることができます。比較的、縮毛矯正との相性がよく、乾かすだけで自然なニュアンスカールが出てきます。
不思議なもので、毛先にニュアンスカールがあるだけで、縮毛矯正をしてるように見えなくなります。
ただ、毛先が傷みすぎていたり、すき過ぎてる場合などは、毛先に薬剤をつけれないこともあり、ニュアンスカールを出せないことがあります。
普段から、ダメージを最小限に抑えてカラーやパーマや縮毛矯正をしていかないといけません。
クリープパーマとは?
クリープパーマとは、髪の毛事態が持つ、毛髪内部がズレるという応力を利用したパーマになります。説明すると非常に難しくなってしまうので、ここでは省略させていただきます。(美容師用にもっと詳しい説明があります)ここをクリック
通常の縮毛矯正後、それ以上パーマの1剤を使用しないでパーマをかけることができる技法になります。
縮毛矯正に使用する最初の薬剤以外に1剤を使用しないので、髪にダメージを残しにくいカールをつけれます。
コテパーマより、髪に優しくカールがだせます。その反面、普通のパーマと同じように、パーマがとれるのも、若干早いです。
縮毛矯正とデジタルパーマ
縮毛矯正とデジタルパーマとは、ニュアンス以上にしっかりカールを楽しみたい方に向いています。こちらも熱を利用したパーマになり、コテパーマ同様、乾かしただけでしっかりカールがだせます。
ただ、毛先にかかる負担が若干大きいため、毛先のコンディションが比較的良い方にしかおすすめしません。
これ以降はまた更新させていただきます。